平成30年「春の茶会」ご報告

今年の桜は例年よりも1週間程満開が早く、茶会の4月1日は丁度、満開の桜が散るところでした。ご参拝、ご来場して頂いたお客様には、陽気な気候と相まって、十分お楽しみ頂けた事と存じます。おいそがしいところ、ご参会いただき誠に有難うございました。

今年の「春の茶会」は、千葉宗立宗匠による御献茶と4席の釜が掛けられました。鈴木宗紫先生 (表千家流)、波多野好子先生 (表千家流)、加藤恵先生 (裏千家流)、慶應義塾大学芝大門茶道部 (表千家流)の各席は、道具や説明に趣向を凝らしており、それぞれ大変楽しいお席でした。また御点前も着物の女性だけではなく、慶應義塾大学のように男女全員黒スーツで、学生らしいきっちりとした説明のお席もあり、ご来場者には様々なお茶を楽しめたのではないかと思います。

また御奉仕頂きました各席の方々も、日頃の稽古の成果を十分披露できたことと思います。

また墓苑六角堂前の樹の下では、ぷらイムによるテルミンの演奏が暖かな日の下で静かに流れ、多くのご参拝の方々が足を止め、一瞬時を忘れたかのような素晴らしいひと時でした。一般の方々もお越し頂ける拝服席も、大勢のお客様がおみえになり、一服のお茶を楽しんで頂けました。

ご来客の中には、秋以降の席主の方々も見え、また新鮮で楽しいお席を持って頂けることと存じます。

11月には「秋の茶会」が催されます。また是非お友達をお誘い合わせの上、千鳥ケ淵まで足を延ばして頂ければ幸いに存じます。

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