• HOME
  • 千鳥ヶ淵戦没者墓苑と茶会

墓苑紹介

千鳥ヶ淵戦没者墓苑と茶会

 当「千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕茶会実行委員会」は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑内において、毎年春秋二回、茶の湯同好者だけでなく一般の方々を対象に茶会を開催しています。墓苑というと墓碑が並んでいて寂しいイメージがありますが、実際には墓碑等は見当たらず、春の桜の季節であれば、お堀端の花見のついでに立ち寄った子供連れの家族や、仲の良い友達同士が、芝生の上やベンチで過ごす明るい開放的な広場です。

 もちろん、墓苑はその設立趣旨である戦没者を慰霊するための施設ですので、海外で亡くなった無名の戦士や、戦禍に巻き込まれたお名前の分からない一般邦人のご遺骨が数多く、堂内地下の納骨室に安置されています。普段でも縁(ゆかり)のある方々が、敬虔な気持ちで大勢お参りに訪れています。墓苑内では、政府または千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会主催の慰霊祭や、民間団体の行う慰霊行事が年間を通して定期的に行われています。民間団体は、仏式・神式・キリスト教式あるいは宗教色なし等それぞれの信仰する形式で行事を執り行っています。

 このような静寂な聖域で、特定の宗教やイデオロギーを超越して、戦没者に対する追悼と平和を希求することを念じ、また墓苑の存在・目的を広く知っていただくことを願い、どなたでも参加していただけるオープンな茶会を開くことを目指しています。どうぞ穏やかな春秋の一日、初めての方でもごく気楽に、イス席の茶席で一服の薄茶を召し上がり、ひとときをお過ごしください。

詳細は千鳥ヶ淵戦没者墓苑の下記公式ホームページをご覧下さい。

墓苑紹介

 
ページトップへ