平成27年「秋の茶会」のご案内

例年以上に厳しかったあの暑さも、8月も後半になり だいぶおさまって来たように思われます。いつも今頃になると、「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」という、千百年も昔の歌(藤原敏行 古今和歌集)を、ふと思い出します。

さて、お待ちかねの奉仕茶会の「秋の茶会」が今年も11月8日(日)朝9時半から3時まで、苑内一円で開催されます。今回は、薄茶席は例年より1席多く4席(いずれも立礼)、そして香席が1席と、お楽しみが満載です。

茶券(1枚3000円)がご入用な方は、10月30日(金)までにこのHPのお問い合わせ欄に「ご氏名・必要枚数」を記載しご予約いただければ、当日 苑内の茶会受付で「前売券」として1枚2500円でお分けいたします。

薄茶席は、表千家不白流 矢板豊子先生の台東区役所席、江戸千家流の中川宗秀先生の席、裏千家流の渡邊宗美先生の席、そして 奉仕茶会実行委員会席と多彩です。また毎年ご好評いただいている香席は、志野流の水野末俚子先生が開筵されます。秋の日は短いので、早めにお越しいただき、各席の趣向をご満喫ください。

千鳥ヶ淵沿いの遊歩道の桜の葉も紅葉し、落ち着いた風情になります。お友達と誘い合わせて、是非とも足をお運びいただきますように、心よりお待ちしております。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕茶会 実行委員会一同

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